岡山大学より、上記のお知らせがありましたので、ご案内いたします。
日本の木材輸出額は、近年増加傾向にあります。国別では中国への輸出の割合が多くを占めています。しかし、品目別では丸太が中心で、付加価値の高い木材製品の輸出が少ないのが現状です。中国は、地球温暖化の抑制のため、2060年までにカーボンニュートラルを目指しており、日本と同様建築物の木質化・木造化が推進されています。具体的には、木構造建築物に関する中国の新しい政策・規範は、主にグリーン建築物と省エネ建築物に焦点を当てており、今後、低炭素と省エネに優れた木造建築物の発展を大きく促進することになると考えられます。2015年8月31日に発表された政策「グリーン建材の生産と活用を促進するための行動方案」の中で、木造建築物を対象とした内容が明確に打ち出されたことは、中国の木構造の発展を推進する大きなチャンスを意味します。このような状況を踏まえ、中国林業科学研究院のYong Zhong(钟永)准教授に、中国における木材産業と木造建築の現状ついて講演していただき、今後の中国への木材製品輸出推進の一助となることを期待します。
●講演テーマ:中国における木材産業と木造建築の現状
●日時:2024年12月11日(水)13:30〜15:30 ※講習会は終了しました
●会場:岡山大学 環境理工棟104号室(岡山市北区津島中3-1-1)●主催:岡山大学グリーンイノベーションセンター
●講師:Yong Zhong(钟永)准教授(中国林業科学研究院)
●講演言語:英語
●参加費:無料
●お問合せ 岡山大学大学院自然系研究科等総務課
TEL:086-251-8004
詳細は岡山大学のHPをご覧ください。
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